こんにちは!
ボディマネジメント整体院です!
記録的な猛暑だった夏も過ぎ少しずつ秋らしい気候になってきました。秋と言えば食欲の秋!!
ついつい美味しいからと言って食べ過ぎたりしてませんか?
今回のテーマは【危険な油トランス脂肪酸】についてです。
みなさんはトランス脂肪酸をご存知ですか?
あまり聞きなれない言葉だと思いますのでまずはトランス脂肪酸についてご説明いたします。
【トランス脂肪酸とは】
油には、常温で液体の油と固体の脂があります。
これをまとめて、油脂と呼んでいます。
この油脂は、脂肪酸とグリセリンという分子からできています。
この油脂や脂肪酸、グリセリン、コレステロールなどをあわせて脂質と呼んでいます。
トランス脂肪酸とは脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。
トランス脂肪酸を摂り過ぎた場合、善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増やすとされてます。
トランス脂肪酸がなぜ身体に悪いかというと、
工業的に植物油を脱臭のために高熱処理したり水素を加えて
『硬化油』に加工したりする過程で生成されている不自然な油だからです。
トランス脂肪酸を日常的にとりすぎた場合には生活習慣病になるリスクが高くなります。
さらに、心臓病のリスクを高めるという研究結果もあります。
またトランス脂肪酸は細胞の機能を低下させると言われていて内臓への負担が増加していきます。
そういった内臓疲労が肩のこりや首のこり、背中の張り、腰痛の原因にもなります。
海外ではトランス脂肪酸を多く含んだ食品の販売が禁止されたり食品に含まれるトランス脂肪酸の量を表示する事を義務付けられたりしています。
しかし日本では公的機関によるトランス脂肪酸対策はなされていないのが現状です。
【トランス脂肪酸が多く含まれる食品とは!?】
1.マーガリンやショートニング
まず代表的なのはマーガリンやお菓子やクッキーにサクサク感を出すために使われるショートニングという人工油脂です。
コンビニで手軽に買える菓子パンやお菓子には必ずといって良いほどマーガリンやショートニングが使用されてます。
2.フライドポテトなどの揚げ物
トランス脂肪酸は植物油を温度が高い状態で長く加熱する事で生まれます。
3.シュークリームやエクレア類
ほぼ100%表示されている『ファットスプレッド』は中のクリーム類を半固形にするために使われる加工油脂。トランス脂肪酸の温床です。
4.マヨネーズ
現在の日本の食卓に定着しているマヨネーズは最も身近で見落としがちなトランス脂肪酸製品かもしれません。
5.コーヒーフレッシュ
『ミルク』という呼び名の為、乳製品だと思っている方も多いかもしれませんが、実は植物性油を乳化剤で白くしたトランス脂肪酸そのものです。
原材料に『マーガリン』『ショートニング』『ファットスプレッド』『食用植物油』『加工油』などがあればトランス脂肪酸が使われている可能性が高い食品です。
原材料をチェックしてトランス脂肪酸の摂取をできるだけ抑えるように注意しつつ食事全体の栄養バランスに気をつけるだけでも生活習慣病の予防や内臓の負担が減るので肩こりや腰痛などと言った身体の不調が起こりにくくなります。