こんにちは!
ボディマネジメント整体院です。
昼夜の寒暖差が激しい日々が続いておりますが、体調を崩していませんか?
これから冬にむけて寒くなり、空気も乾燥してきます。
体調には十分ご注意下さい。
今回のテーマは「腱鞘炎」についてです
腱鞘炎は、スポーツ選手や美容師など手をよく使う人たちの「職業病」ととらえられていましたが、最近はパソコンやスマホを操作する時間が長くなり「腱鞘炎」になる方が増えています。
手には、手首から指先にかけて腱と腱鞘という組織があり、
指を曲げ伸ばしするときには、腱が腱鞘の中を往復するように移動します。
腱鞘炎とは、この「腱鞘」が何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通過する「腱」と「腱鞘」がこすれ、炎症が起こって痛みが現れる病気です。
腱鞘炎が進行すると、指がカクンとはねる「ばね指」
という症状が起こる場合があります。
腱鞘が厚くなったり硬くなったりすると、通り道が狭くなって腱がこすれて、
腱の一部にも炎症が生じて腫れてしまいます。
すると、腫れた腱の部分が腱鞘に引っかかり、
指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなります。
さらに、指を動かそうとした時に腱の腫れたところが
「カクン」とはねるように腱鞘を通過してばね指が起こります。
腱鞘は指だけでなく手首の親指側にもあり、ここで起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。ドケルバン病の症状は、手首の痛みや腫れの事です。特に親指を反らしたり、動かしたりすると、強い痛みがでる事があります。
症状は手の指ですが、原因が背中や肩、腕、またそれらの動き方など指の使いすぎではないこともあります。
セルフチェック
フィンケルスタインテスト
自分で出来る簡単な検査法をお教えします。
【検査方法】
①親指を他の指で軽く包むように握る
②親指側を上にした状態から、ゆっくりと手を下げる。この時に、伸ばされた手首に強い痛みがあれば、腱鞘炎の可能性があります。
【痛みが出たときの対処法】
①とにかく安静にする!
スマホやPCを使わないことはもちろん、重たいものを
持つのもできるだけ避ける。
どうしてもスマホを使用する際は、片手だけではなく両手で操作する。
画面操作もなるべく親指以外で行うことを心がける。
②テーピングやサポーターを使用する!
親指は日常的によく使う部位なので、無意識に動かしてしまいます。
負担を減らすためにも、患部を固定する。
③バランスを整える
手首の痛みですが首や肩、腕など指先ではない筋肉が
原因の可能性があります。
首や肩、背中の筋肉は姿勢が悪いと負担がかかり固くなります。
整体で骨盤のバランスや姿勢を整え、首や背中の筋肉に余計な負担をかけないようにすることも重要です。
いかがでしたか?
パソコンやスマホは仕事などで欠かせない物ですが、使用しすぎると手首の痛みにつながり日常生活にも支障が出てきます。
適度な休息を挟みながら作業を行いましょう。