こんにちは、ボディマネジメント整体院です。
今年は例年に比べて花粉がかなり多いようです。
目や鼻、肌にも影響が出ているようです。
そして喉にくる人も多く、咳き込んでいる人がいますね。
今回はこの時期のアレルギー(特に喉に関して)についてお話しします。
●何故アレルギーが起きやすいのか
この時期は、大気中の汚染物質がとても多く、
中国大陸から風に乗ってくる土壌や黄砂、
気温の上昇によって排気ガスを感じやすくなります。
そして花粉やハウスダスト、ダニの死骸などが温度、
湿度、気圧の変化により浮遊します。
このような浮遊物質は風の強い日や湿度の低い日は特に多くなります。
雨の後の晴天は特に巻き上がりやすいです。
この物質がアレルゲンになると、鼻水や鼻づまりが始まります。
睡眠不足や気温差で体力が低下していると
アレルギーを発生しやすくなります。
●喉に違和感が出たり咳き込む理由
喉に違和感が出るのは、黄砂アレルギーと、
花粉がのどの奥にへばりつくからです。
症状として出るのが咳と声枯れです。
この症状の原因にはディーゼル排気ガス由来の物質もあるそうで、
極めて小さい物質なので肺まで入り込んでしまうケースもあります。
肺に入ると炎症を起こす原因にもなり、
これが気管支炎やアレルギーを悪化させてしまい、
咳の原因になるようです。
●症状が発症したときに何をすべきか
さて、それでは症状が発生してしまったら、どのように対処すべきかお伝えしますね。
①うがい
やっぱりうがいは大切です。
喉に付着した物質を洗い流すことで
アレルギーの発症を抑えられます。
②マスクの着用
物質を外から侵入させないことが
アレルギー発症を防ぐためには大切です。
③首を冷やさない
タオルを巻いたり、襟のあるものを着て
首を冷やさないようにしましょう。
④免疫力を高める
免疫力が低下していれば様々な症状を引き起こします。
食事、適度な運動、十分な休養を取って
普段から免疫力を高めましょう。
⑤食生活に気をつける
バランスの良い食生活を心掛けてくだい。
食物アレルギーのある人は、アレルギーの原因となる
食品を避けるようにしましょう。
食べ過ぎにも注意が必要です。
⑥ツボ押しで肺を楽にしましょう
最後に咳にきくツボをご紹介します。
*尺沢(シャクタク)
東洋医学では咳に関係する『肺の気の流れ』
の上にあるツボといわれ、昔から咳に効果があるとされるツボです。
場所は肘を曲げると出来る内側のシワの上で、
シワの中央から指約2本分親指側にいった、
かたい腱の外側にあります。
反対の手で内側から肘を包み込むようにし、親指で少し強めにツボを押し、
10〜20回程度、肘を曲げたり伸ばしたりしましょう。
*中府(ちゅうふ)
こちらも東洋医学では『肺の気の流れ』
の上にあるツボと言われています。
呼吸の機能を高め、肺の気が集まるとされるツボです。
場所は、鎖骨の外端下のくぼみからさらに指1本分下にいったところです。
反対側の手の中指で気持ちいい程度の強さで押しましょう。
押しているところが緩むまで5〜10回深呼吸を行ってください。