●そもそも冷え性とは?
冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、その結果手足などが冷えてしまう状態です。
気温とは関係なく体が温まらないので、真夏であっても冷え症の症状は出ます。
●冷え性の原因は?
1.運動不足
運動不足は体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くする原因となります。また、筋肉量が少ないと体内で熱を作ることが出来ず、上手に体を温められません。
3.ストレス
過度のストレスを溜め込むと、末端の血流が悪くなり血行不良を引き起こします。また緊張状態が続くと交感神経が長時間働き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。それにより、体温調節機能が上手に働かなくなります。
4.自律神経の乱れ
自律神経は、体内での体温調節の役割をしています。暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにしています。しかし、現代の冷暖房が整った環境下では「暑い」「寒い」の感覚が鈍くなります。そのため体温調節の機能が上手に働かなくなります。それが毛細血管を収縮させ、冷えの原因となります。
5.喫煙
タバコは急激に血管を収縮させ、血液の流れを悪くすると共に、基礎代謝も低下させるため、冷えが起こります。
6.便秘
腸内で蠕動(ぜんどう)運動が行われていないことで、基礎代謝も低くなり、体が冷えてしまいます。
様々な原因から冷えが起こることが分かりましたか?
さらに、末端冷え性に繋がる理由を説明していきます。
●末端冷え性になる理由とは?
①血行不良
血液がドロドロだったり血管が細かったりして血行が悪い状態だと、血液が手足の末端部分まで届きません。
そのため、手足の末端が冷えてしまいます。
②内臓の冷え
ストレスや自律神経の乱れで起こります。
まず人間の体は内臓を温めようとして、体の中心に血液を集中させます。
その結果、末端である手足には十分な熱が行き渡らなくなります。
③骨盤の歪み
姿勢の悪さや、同じ方向を向いての就寝、同じ方に足を組むことが原因で身体や骨盤が歪んでしまいます。
そうすると下半身の血行不良が起き、代謝が悪くなります。
④鉄分不足体質
ダイエットなどの極端な食事制限、特に女性は生理等もあり鉄分不足になります。この状態が続くと、いずれ貧血が起こります。貧血は血液中の赤血球が少ない状態のことで、赤血球は酸素を運ぶ役割があります。
すなわち貧血は酸素を運搬する力がなく、結果として体力不足、疲れやすく、手足が冷える状態を引き起こします。
●末端冷え性を防ぐには?
①血行不良
②内蔵の冷え
→️まずは腹巻などでお腹を温めて体全体に熱が届くようにしましょう!
内臓の働きを良くして血行促進してくれる生姜などの体を温める食べ物を摂ることで、内臓の冷えを予防、改善ができます。
④鉄分不足体質
→️ビタミンC(野菜類)、ビタミンB12(貝類)、緑黄色野菜、魚介類、レバー、大豆を摂取する。また、玄米、加工食品の摂りすぎ、食事中や食後の緑茶、紅茶、烏龍茶、コーヒーは控えるように心がけましょう。
いかがでしたか。
そもそも自分が冷えていることを自覚している方は少ないです。
まずは自分が冷えているのかを確認することが大切です。自覚することで、冷えに対する対策が取れます。
それでもなかなか冷えが改善しないという方は
ボディマネジメント整体院にお任せ下さい。