こんにちは!
ボディマネジメント整体院です。
あっという間に花粉も飛び始める季節になりつつありますね。
引き続き寒さも含めて対策して健康に過ごしましょう♪
さて、本日のテーマは
「フラットバック姿勢」です!
姿勢は正常な状態を含め大きく分けて4タイプに分けることが多いです。
フラットバックとは日本語で「平背」と言い、
生理的湾曲という本来あるべき背骨の湾曲が無くなり、
棒のように直線に近い状態の姿勢です。
このタイプの姿勢は一見、猫背ではなく背筋が伸びて綺麗に見えるため
「隠れ歪み」とも言われています!
~フラットバック姿勢の特徴~
①臀部やもも裏(ハムストリングス)の筋肉が硬く、収縮している
②それにより骨盤が後ろに引っ張られ、後傾してしまう
③生理的湾曲により、本来前湾している腰骨のカーブが無くなってしまう
④体の重心が後ろに偏るため、バランスを取ろうと頭の位置が前に移動してしまう
*生理的湾曲が崩れることで、腹筋も硬くなりやすいです!
~フラットバックになりやすい傾向~
①デスクワークなど長時間座っている方
②習慣的に正座をすることがある方
③肉離れなど、もも裏に既往歴のある方
④バレエをしている方など真っ直ぐの姿勢を特に意識している方
基本的には、「もも裏」が収縮し硬くなりやすい方に共通します。
このように骨盤周りの筋肉が硬くなり骨盤のバランスが崩れることで、
全身のバランスが乱れてしまいます!
フラットバックになると、日常生活でも身体への負担が大きくなってしまいます。
~フラットバックによる日常での身体へかかる負担~
①生理的湾曲がなくなることで、頭の重さや足元からの衝撃を分散できません。
→背骨にある椎間板への負担が増します。
→背骨の神経を圧迫し、痛みや痺れなども引き起こします。
②頭の位置が前へ移動することで首や顎関節への負担も増します。
→首、肩の凝りだけでなく片頭痛や顎関節痛を誘発しやすくなります。
→めまいや睡眠障害のリスクも高まります。
~フラットバック姿勢のセルフケア~
①もも裏(ハムストリングスのストレッチ)
・膝を伸ばし、ゆっくりと身体を曲げていきます。
*片足ずつ、ベッドなどに乗せて行うことで、もも裏に効きやすくなります。
②腹筋のストレッチ
・うつ伏せの状態から、両手をついて肘を伸ばしながら上半身を起こしていきます。
*なるべく骨盤が床から離れることのないように注意しましょう。
③腸腰筋のエクササイズ
・自分の力で太ももを抑えるように圧をかけます
・腕の力に対抗するように、太ももを上げていきます
*重りを足首につけるなども効果的ですが、自力でもOKです。
*背中が丸まらないように注意しましょう!
→腸腰筋を鍛えることも「骨盤の後傾」を防ぐアプローチ方法です!
以上の3点は、フラットバックになる根本の原因である
「骨盤の後傾」を防ぐためのアプローチになります!