《来院時の症状》
・疲れが溜まってきたときに、ふわふわした目眩の症状が出る。
・寝つきが浅い。また、寝ても眠りが浅く疲れが取れない。
・仕事上のストレスをとても感じる。
・首肩の凝りは慢性的に感じる。
・身体の歪みを感じる事は日常的にある。姿勢も悪くなってしまう。
《カウンセリング結果》
・上部胸椎の過度な後弯により、頭の位置を前に出してバランスを取っている。
・右短下肢が強く出ている。また、その補正作用により左肩の力みがあり、目視で分かるほどに左肩が上がってきている。
・肩こりについては、慢性化しており寝て起きた後もスッキリした感じはない。
・首の回旋動作は40℃ほどで、左右共に動きに制限がかかっている。
《施術の経過》
・頚椎1番~2番周辺の可動が制限されて、後頭部から耳の後ろにかけて強い筋肉の緊張が起きていました。初回は首への負担を減らすために、骨盤を前傾させて、胸椎の調整を行いました。施術後は首の回旋動作は60℃。7日後に2回目のご来院。首の凝りはありましたが、寝つきは良かったという事です。目眩については一週間で1回発症。2回目から7回目は、1週間ごとに同じ調整に加え、後頭骨と頭部のほぐしを多めに入れていきました。現在目眩の頻度は2ヶ月に1回に減少。ケアは2週間に1回にしております。
《担当者よりコメント》
今回の症状は、目眩の症状に加えて首肩の凝りや寝つきの悪さなどもありましたので、まず上部頚椎周りの負担を取っていく施術を行っていきました。現在は徐々に目眩の症状も改善に向かっていますので、頚椎1番から2番付近の過緊張からの症状でした。よって当院の手技で改善に向かっております。いかに上部頚椎の負担をかけないかが大事なので、姿勢の改善もとても重要になります。また、上部胸椎のかたさをとるセルフケアをアドバイスするとより効果的です。
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