こんにちは!ボディマネジメント整体院です。
7月の連休は暑い日が続いてますね!
今回のテーマは「坐骨神経痛」についてお話ししていきます。
●坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれなどの症状のことを指します。
多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれがあらわれるだけでなく、麻痺や痛みによる歩行障害を伴うこともあります。
●原因
年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが多く、高齢になると、ほとんどが腰部脊柱管狭窄を原因として発症します。
腰部脊柱管狭窄、腰椎椎間板ヘルニアとも腰椎(背骨の腰の部分)に起こる異常によって坐骨神経が圧迫され、下半身に痛みやしびれを引き起こします。
●症状
・お尻に痛み、痺れがある
・足が激しく痛み、少し歩くと歩けなくなる
・腰を動かすと足の痛みが激しくなる
・安静にしていて、お尻や足が痛んで眠れない
・立っていると足が痛んできて立っていられない
・痛みや痺れ以外にも冷感やチリチリ焼けるような痛みがある
このように坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症のように原因がはっきりしているものもありますが、病院で診てもらっても原因が特定できないものもあります。「神経痛」=「神経の痛み」ではなくその場合殆どが筋肉のこわばりです。腰、臀部、の筋肉が硬直する事で腰痛を発症し下肢に痛みを引き起こすことが多いです。しっかりと対処すれば予防、改善が出来ます。
●予防方法
1、正しい姿勢を保つ
・床などに座るときは横座りや、足を両側に崩す座り方、
両膝を立てて座る体育座りも避ける
・イスに腰掛けるときは足を組まずに、
体重が左右のお尻に均一にかかるように座る
2、冷えを防ぐ
坐骨神経痛になる要因のひとつとして下半身の冷えがあります。
・靴下を履く。入浴後の湯冷めなどがないように日常的に下半身を冷やさないようする
・ウエストからお尻にかけてカイロを貼る
3、ストレッチを行う
・仰向けに寝て足の裏にバスタオルをかける
・膝を伸ばしてバスタオルの両端を両手で手前にゆっくりと引っ張る
・膝が無理なく伸ばせるところまで足を上げたら、その状態で1分ほど保つ。
・これを両足を1セットとし1日1〜3セット行う
辛さの出している骨盤周りは体の土台となる骨の集まりです。その骨盤が機能するうえで、重要な役割を果たしているのが仙腸関節です。
というのも、仙腸関節は全身の関節の動きと関係し、その動きが悪いと、全身の関節の動きが悪くなります。坐骨神経痛で悩んでいる方は仙腸関節の動きがかたく、姿勢が悪い方が多いです。骨盤の歪みや姿勢の歪みから症状が出る方も多いです。体のバランスがくずれ、筋肉の過度な緊張から、血流が妨げられた結果として、冷えによる痛みやしびれが生じるのです。