こんにちは。
ボディマネジメント整体院です!
あっという間に5月も終わりましたが、
皆さん暑さに負けていませんか?
さて、今回のテーマは『ストレートネック』です。
『ストレートネックとは?』
実際に気になっている方や、耳にしたことのある方も多いかと思います。
実は今、スマホの普及などもありストレートネックになってしまっている方はとても増えているのが現状です。
実際に「スマホ首」と別名がつけられているほどです…。
本来、人の身体を横から見ると生理的湾曲というS字カーブ状になっています。
これは身体にとって負担の無い理想の状態です。
それに比べ『ストレートネック』とは、頚椎の湾曲が無くなり真っ直ぐになってしまっている状態を指します。
突然ですが人の頭の重さはどれくらいあるかご存知ですか??
体重の約8〜10%あると言われています。
ざっと米袋ほどの重さ位に考えるとその重さがイメージがつきやすいかと思います!
なかなかの重さですよね。
湾曲が無くなってしまうと、その重さがダイレクトに負担になってしまうのです。
『ストレートネック』と聞くと、頚椎の部分だけの問題に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、湾曲が無くなってしまい直接負担が大きくなっているのは首ですが、
そもそもの原因が頚椎以外の部分にあることも実は少なくありません!!
根本的な原因として、骨盤の歪みからくる場合も多いのです。
では、その原因と主な症状を見ていきましょう。
【原因】
①姿勢不良
特にスマホやノートパソコン見る時は下を向きがちになったり前かがみになりやすく、
猫背が原因となるケースが多くあります。
このような状態が続くと、頭の重さが負担となって、
頚椎の湾曲が無くなるように伸びきってしまいます。
この崩れた姿勢の状態で筋肉が固まってしまい、『ストレートネック』になってしまいます。
また、骨盤に歪みがある事でもなり得ます。
土台となる骨盤に歪みがあると、全身のバランスを補うように生理的湾曲が崩れてしまい、その結果『ストレートネック』になることもあるのです。
②加齢によるもの
背骨と背骨の間にある椎間板。
クッションとなる椎間板ですが、その水分量が減ってくることで、
湾曲の減少に繋がってしまうこともあり得ます。
また、それに伴う関節の変形によって起きてしまうこともあります。
【症状】
『ストレートネック』になると、慢性的に首回りの筋肉に負担がかかるため
①肩や首のコリ ②頭痛 ③吐き気
などを感じやすくなることがあります。
また、そこを通る神経にも影響を及ぼす可能性があるため
痺れ、自律神経失調症
などの原因になることもあります。
大きな症状がない場合もありますが、放置しておくのは怖い状態です。
少しでも心当たりのある方は
以下のセルフチェックをしてみましょう!
①壁に踵とお尻をつけてまっすぐ立ちます
②肩を引くように肩甲骨を軽く寄せます
このとき、頭(後頭部)は壁にくっついていますか?
楽な状態で頭が壁にくっついていれば、理想的な姿勢が保てているといえます。
もし壁から頭が離れている状態であれば、『ストレートネック』の可能性があります。
また、『ストレートネック』は治らないなど、諦めてしまっていませんか?
今日は自宅でできる簡単セルフケアをご紹介します!
〜セルフケア・「タオル枕」の作り方〜
①ご自宅にあるタオルを用意し、筒状に丸めていきます。
*首を乗せると沈み込む為、タオルの高さは8〜10cmが好ましいです。
②丸めたタオルに首が乗るよう、仰向けで寝ます。
*ストレートネックの状態が強く後頭部が浮いてしまう方は四つ折りにしたバスタオルなど後頭部の位置に敷いてください。
徐々に頚椎の湾曲を取り戻していくために、上記のケアを日々行なってみてください!